十一日に篠山市で始まった「丹波篠山味まつり」に合わせて、同市小多田では六月から始まったご当地検定「丹波篠山黒まめ検定」の最終試験が行われた。筆記と実技の計三度の試験を乗り越え、初の「黒まめ大使」に輝いたのは、同市東沢田の木村行男さん（７９）。初代大使は「もっと黒豆を勉強して人の役に立ちたい」と意気込んでいた。
Kobe Shimbun

兵庫県内十二のオープンガーデン普及団体が意見交換する「第六回兵庫花と緑のまちづくりフォーラム」が九日、篠山市西古佐の県立丹波並木道中央公園内で開かれた。約八十人が参加し、自宅の庭を開放し、育てた花や草木を楽しんでもらうオープンガーデンを広める方法などを話し合った。 二〇〇三年十一月、三田市の団体「三田花と緑のネットワーク」が中心となり、第一回を開催。〇四年には九団体で「兵庫オープンガーデンネットワーク」を設立。さらに三団体が加わり、毎年、但馬、淡路、阪神間などの十二団体が持ち回りで開いている。
Kobe Shimbun

同会館は一九二七年、上立町地区の集会所として建てられた。終戦後の四五-四九年には、帰国する在日コリアンが母国語を学ぶ民族学校「紀上朝連初等教育学院」が置かれた。同市の畑、味間、日置地区にも同様の学校が設立され、同会館がまとめ役だった。 プレートは縦三十六センチ、横五十一・五センチ。二〇〇四年度から市民や専門家とともに研究班を設置し、在日コリアンの足跡調査を続ける「篠山市人権・同和教育研究協議会」などが、同会館がたどった歴史を形にして残そうと呼び掛け、上立町自治会が設置した。
Kobe Shimbun

市やＪＡによる実行委員会の主催で二十回目。今年は全国で起きた食品の産地偽装事件を受け、初めて適正な産地表示をしている店舗に「認証プレート」を導入した。 主催者によると、この日だけで四万三千人が訪れた。主会場の大手前南駐車場周辺には二十三の屋台で、黒豆コロッケにずんだもち、油で揚げたヤマノイモなどが販売され、食欲をそそる香りが街中に漂った。
Kobe Shimbun